2015年 01月 14日
偶然の贈り物 |
先日の雑誌<FRaU>の花束は、青山のスタジオでの撮影でした。
当日は増田さんが撮影に立ち会ってくださるので、私は納品だけしました。
『花束だけだし、渋谷から歩いて行っちゃおう♪』
なんて気軽に歩き出したのはいいのですが…根っからの方向音痴!
大通りから一本入っていくのですが、その時点で既に『ここはどこ?』状態^^;
そんな中迷い込んだ小道で はっ!としました。
<Le Ve'suveさん>が目の前に現れたのです。
これは11年前のヴァンサンカン・ウエディングで、高橋郁代さんが作られたブーケです。
今見ても、瑞々しさと優しい空気感が本当に美しく改めて凄い方だったと思うのです。
なんとか無事に花束を納品し、さっき迷い込んだ小道に戻ってみました。
高橋さんの訃報を知ったのは、亡くなって2ヶ月もたった冬の初めでした。
パートナーの松岡さんには市場でいろいろお世話になって、
その縁で高橋さんも一度お仕事のついでにles Deux(レ・ドゥ)に立ち寄ってくださり
緊張する私にとってもフランクにお話してくださった事が、今でも鮮明に思い出せます。
気になりつつも何もできずに日々に追われて そのことを忘れていたのに…
こうして道に迷って目の前にお店が現れました。
入ってみようかな…でも、スタッフの方も知らないし…などとぼんやりお店を眺めていたら
松岡さんが外出先から偶然戻ってきたのです。
どんな言葉をかけたらいいんだろう。 一瞬迷ったけれど
『こんにちは!』と元気に手を振ったら、いつもの笑顔が返ってきました。
想像するだけで心が詰まる様な大変な事と思うのですが
店内には変わらず溢れんばかりのお花があって
中ではスタッフの方達が沢山のアレンジや花束を仕上げていました。
きっと皆 同じ思いでいるんだろうな。
前を向いて、そして心を繋いでここにいる。
大きな存在を無くしてもその存在感はきっと永遠。
今もなお 変わらないお店を支えている 松岡さんはじめスタッフの方の
心と体が どうか優しいお花達の中で癒されますように。
上の2枚の写真は、帰り際に頂いた<Le Ve'suve Diary 2015>からのものです。
しばらく…包みをほどけなかったのですが 大切に使わせていただこうと思います。
高橋郁代さんのご冥福を 心よりお祈り申し上げます。
当日は増田さんが撮影に立ち会ってくださるので、私は納品だけしました。
『花束だけだし、渋谷から歩いて行っちゃおう♪』
なんて気軽に歩き出したのはいいのですが…根っからの方向音痴!
大通りから一本入っていくのですが、その時点で既に『ここはどこ?』状態^^;
そんな中迷い込んだ小道で はっ!としました。
<Le Ve'suveさん>が目の前に現れたのです。
これは11年前のヴァンサンカン・ウエディングで、高橋郁代さんが作られたブーケです。
今見ても、瑞々しさと優しい空気感が本当に美しく改めて凄い方だったと思うのです。
なんとか無事に花束を納品し、さっき迷い込んだ小道に戻ってみました。
高橋さんの訃報を知ったのは、亡くなって2ヶ月もたった冬の初めでした。
パートナーの松岡さんには市場でいろいろお世話になって、
その縁で高橋さんも一度お仕事のついでにles Deux(レ・ドゥ)に立ち寄ってくださり
緊張する私にとってもフランクにお話してくださった事が、今でも鮮明に思い出せます。
気になりつつも何もできずに日々に追われて そのことを忘れていたのに…
こうして道に迷って目の前にお店が現れました。
入ってみようかな…でも、スタッフの方も知らないし…などとぼんやりお店を眺めていたら
松岡さんが外出先から偶然戻ってきたのです。
どんな言葉をかけたらいいんだろう。 一瞬迷ったけれど
『こんにちは!』と元気に手を振ったら、いつもの笑顔が返ってきました。
想像するだけで心が詰まる様な大変な事と思うのですが
店内には変わらず溢れんばかりのお花があって
中ではスタッフの方達が沢山のアレンジや花束を仕上げていました。
きっと皆 同じ思いでいるんだろうな。
前を向いて、そして心を繋いでここにいる。
大きな存在を無くしてもその存在感はきっと永遠。
今もなお 変わらないお店を支えている 松岡さんはじめスタッフの方の
心と体が どうか優しいお花達の中で癒されますように。
上の2枚の写真は、帰り際に頂いた<Le Ve'suve Diary 2015>からのものです。
しばらく…包みをほどけなかったのですが 大切に使わせていただこうと思います。
高橋郁代さんのご冥福を 心よりお祈り申し上げます。
by les-deux
| 2015-01-14 18:58
| 日々の事